アナスタシアの言うところの男女の愛

アナスタシアの言葉にかなり影響されている私ですが、
いつも彼女の本を読んでいても、
自分の中でしっくりくるには、やはり自分の心が体験を
通して感じることも大切なのかなって思っています。

アナスタシアは男女の愛についてもよく言及していて、
肉体的な結びつきが先行してしまうことは問題であると語ります。
アナスタシアにとっては男女が肉体を通して一つになるのは
「共同の創造」、つまり新しい命の創造であって快楽の追及ではないと
きっぱり断言しています。

私も男女の愛については本当によく考えます。
アナスタシア的観点からすれば、
どんなに熱く、愛しい相手に恋をしていても、
それが肉体的な欲求を伴うものであれば、
それは愛ではなく、はかないものであると思われます。

歳のせいなのか(44歳)、アナスタシアによるものなのか
分かりませんが、私はもういわゆる「恋愛」とか「恋に落ちる」
というようなことはないだろうと思っています。

逆に、肉体的快楽を伴わず、普遍的な愛、
深い部分からあふれ出てくるような愛を
ある特定の異性に注ぐってどういうことなのだろう、
ということについて、自分の経験を通して識りたい、
と思っています。

そのために大切だと思うのは、
まず、自分の中で愛が完結していること。
アナスタシアがいうように、プライドという自尊心や
執着心、欲求などを捨てて、自分の中にいる自分が
心穏やかであることがまず第一歩かなって思っています。

そして、自分の人生を歩む覚悟をして一歩踏み出すこと。
まず自分の人生を歩もうとしなければ、
いつまで経っても相手は現れないような気がします。
だって、自分の人生を歩んでいないというのは
自分の本質を生きていないのだから。

私もまだまだ道半ばだけど・・・
周囲の圧力や社会概念にとらわれることなく、
自分の道を進んでいけたらいいなって思っています。